一色山観淨寺の弁財天祭に出かけました
弁天さまはインドの大河の女神で、その後仏教に取り入れられ同性のためか、吉祥天と混同されていったそうです。世話役のお話では、漁港があり水辺ですから、大正時代から昭和時代の初めの頃に水産加工業者が財福を願ってお祀りしたとのことです。琵琶を抱くふっくらとした弁天さまは妙に色っぽく感じます。
富田一色地区に商いを生業とする人が少なくなり、高齢化の進展で階段を上ってまでお参りするのはちょつと言う人が増えて参拝客はぽつり、ぽつりでした。
なお、境内には「六十六部碑」が立っています。
歴史に興味のある方はぜひ訪ずれてじっくり碑文をお読み下さい。